個人の脳のなかにイメージがわく。色、音などを総合して、イメージをつくり、それを感じる。つまりは、内的知覚とは、脳のなかのイメージを感じているということ。宇宙もまた脳であるといった。宇宙の脳のなかの目、それがブラックホール。光や反粒子を吸いこむ。光をすいこむのは目とそっくりだ。そして、吸いこんだものの一部がチリとなってはきだされ、そのチリがあつまって新しい恒星、銀河をつくる。つまりはブラックホールという目が銀河系、星というイメージをみて、そのイメージに肉付けしている過程だ。吸いこまれたものの大半は別次元、お隣の並行世界、三次元ブレーンへとむかう。そして、三次元ブレーンに直角に進入し、この三次元ブレーンの世界では重力となって出現。重力あるところ、質料ある物体があるはず。だから、そこに物質が出現。物体がいまあったところから消えて、新しいところにあらわれるとは、物の運動のこと。つまり、われわれの住む三次元ブレーンが宇宙脳のイメージなら、お隣の並行世界、ブレーンは宇宙の身体、活動する身体ではないかと提唱したい。個人の脳もまた、イメージが脊髄を伝達し、からだが動く。こぶしの動きはこぶしが物質化、ちょっとさきに重力発生させながら移動し、運動しているのだ。
個人の脳のなかのイメージ、そして、ひろがる目の前の実在する宇宙。実在する宇宙はもちろん宇宙脳のイメージ、観念である。そして、この宇宙脳の肉体はお隣の三次元ブレーン、並行世界だといいたい。その正体こそ、ダークマターである。ダークマターは宇宙の質料を計算し、銀河の重さを足したとき、どうしても質料がたりないという、いわば不足分。しかも、光や電磁波を通さないから見えない。膨大な質料があるのに見えないダークマター。そもそも、人間の肉体もまた脳のイメージからすれば、その質料は絶大である。
ダークマターは質料で素材である。アリストテレスもいうように、質料、素材は可能性に満ちている。木という素材は柱にもなるし、家具にもなる可能性がある。だからダークマターはいわば、この宇宙脳の内部からみえれば質料、素材であり、質量は大きく可能性の世界。つまり、おとなりのひょっとしたらの世界、並行世界だといいたいのだ。
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