しかもこの働きも、
働くおじさんと働くおばさんに分けられるように、
二つに分けられるのである。
髪の毛を真ん中から分けてしまって、
ヒタイのシワが丸見えになって悩んでいるバカボーンパパ
におすすめなのが、
ダーズベーダーのかぶっているマスクである。
息をきらしてプハプハしているが、
マントの中でタマゴを生んでいるわけでもなく、
松ノ木の葉っぱで隠しているナニを100円玉でこすって
アタリを待ち望んでいるのでもないのだ。
構想力は産出的構想力と再生的構想力に分かれる。
産出的構想力は、ばらばらの状態で目の前に現れた感覚を
デタラメに結びつけるものである。
ヒョウ柄のコートに身を包んだ眉間にしわを寄せたおばさんが、
スーパーにて自分のへその黒ごまを試食しようと箸を片手に、
なぜだか、聖火をもう片方にもって近づいてくる。
そんなとき、いち早く犯罪の匂いを感じ取った黄金パットが
ばらばらの状態で自分の前に出現するのだ。
ばらばらになっている黄金ばっとを組み立てなければ
自分が危ないと悟る。
家を将来購入するため、定期預金するようなものだ。
いちかばちかで組み立てようとするが、いかんせん、
組み立て説明書がないのである。
つまり、でたらめに組み立て、ダイタイコツを鎖骨に
くっつけて、ビテイコツを頭蓋骨にくっつける。
教育番組のテレビ体操の古めかしいおねえさんもイスに座りながら
こんなアグレッシブなかっこうをすることができないだろう。
デタラメにくっつけて出来た作品は、極めて斬新であり、
彫刻家目の下のくまさんは涙で頭をびしょぬれにしながら感動し、
恐竜博物館の館長は新しい恐竜の化石だと言い放って、
自分の息子の名前をこれに付ける。
つまり、ポコチンコザウルスの出来上がりだ。
新しいものを作り、産出する。
これが産出的構想力といわれるゆえんなのだ。






